20180411 伸縮門扉の現地調査 セレビューFA
一戸建ての駐車場の出入り口に侵入防止のためのチェーンポールや伸縮ゲートを設置することがあります。チェーンポールは使わない時には地面に収納されていて、使用時に持ち上げてて自立させるものが多いです。4本程度の支柱で15万円くらいの予算で施工可能です。伸縮ゲートは設置箇所の勾配や道路との高低差によっては可動する下部がレール敷きになって車輪を動かすものか、自立キャスター式か或いは車輪もキャスターもないタイプが選択できます。車輪もキャスターもないものだと、左右の支柱と落とし棒のみで伸縮ゲートを支えることになるので風などの影響で吊り元に負荷を受けやすいです。キャスター式などは比較的設置が容易なので選択されることが多いです。
さて、一戸建てなどでオープン外構のように誰でも侵入が可能な敷地がある場合、悪意のある者がサッと進入して敷地内の者を盗んで行くことも考えられます。例えば、庭先に置いたスタッドレスタイヤ、玄関前に置いたゴルフバッグや生協などの宅配物など。このようなものが盗まれた場合に、「誰でも侵入できるようにしてる方も悪い」というメチャクチャな理論で敷地所有者の過失だと責められることがあるそうです。だとしますと、敷地をぐるっと塀で囲んだり、前述した門扉などで「入らせないようにしてます」という意思表示をしている方が良い、ということになります。第三者の進入を防止する策を講じていたのに、わざわざ柵を乗り越えて進入してきたのだから悪意があるに決まってるし過失は侵入者が100%である。という論法が有効なのだとか。
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