防熱冷凍庫自動扉(フローズン庫)チェーン修繕
食品配送センターなどに設置されているチルド倉庫(フローズン庫)の防熱冷凍庫自動扉上部にあるチェーン故障があったので業者さんと一緒に修理に来ています。今回はチェーンが外れた状態だけなので、ギアに掛けなおして差油して終了のようです。倉庫管理をする会社から依頼されてから現地調査し、作業実施まで正味2日というスピーディな案件でした。現場で融通を利かせてくれた配送センターの担当者の方や急いで修繕作業をして頂いた業者さんに感謝です。
大型のフローズン庫は荷物をパレットに乗せたままフォークリフトで冷凍庫内を搬入出しますから、いちいちフォークから下りて手で扉を開けて・・・とはやらず、開閉スイッチに連動したワイヤー紐が天井からぶら下がっていて、フォークに乗ったまま席から手を伸ばし引っ張ることで開閉操作をしています。一日に何度も開閉操作を行い、チルド商品の出し入れが行われます。中は巨大な冷凍庫ですから普段着では居られません><。扉の向こうは真っ白な世界ですから、扉の故障は人名に関わる事故にも繋がる恐れがあります。
大型トラックで商品が届き、一旦冷凍庫に保管されます。そこから各小売店へ小中型トラックで分散され商品が運ばれていくわけです。「あぁ、こうして私たちの身近なスーパーへ商品が運ばれているんだなぁ」と感じる瞬間です^^。全国から商品が集まる拠点のような配送センターですと24時間稼動ですから、業務を止めないように配慮しながら修繕作業するのでタイミングが大事です。荷物の搬入出の妨げになると出荷が遅れますから物流会社にとっては致命的となります。その点が保守やメンテナンスの重要なところだと思います。
翌日の修理作業の風景です。30分ほどの作業でしたが、電源を入れ直し、動作確認をして作業報告して終了!作業内容は動作チェーンの張り直し作業と、テンション調節、あと扉の開閉時の左右のズレ補正を行いました。
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