エアコンのドレンパンに廃材が
まだ竣工して3年という新しい事務所で天井埋め込みタイプのエアコンから水漏れがあると緊急対応の連絡がありました。結露などで内部に水滴が溜まっても受け皿となるドレンパンから排水ダクトへ流れる仕組みになっているので、事務所の床へ水滴が落下することはまず有り得ないのです。作業員が現地に行きパネルを取り外して唖然としたそうですが、なんとエアコンのドレンパンに廃材が放置されていたとのこと><。廃材はエアコン業者が配管周りに巻く保護材やビニールテープの切れ端などだったそうです。これはどう考えても3年前に事務所を新設した設備業者の仕業。工事を請負った業者は下請けかもしれないけど、元請け業者を聞いてみたら超大手ゼネコンでした。
しかも、この水漏れ症状出ていた1年前にもこのゼネコンへ連絡して、設備工事を行った空調屋が点検に来たのに、数時間調べて「何も無い」という報告書を置いて帰ってしまったそうです。つまり、水漏れのクレームを受けて調べに来たのに原因を追究せずに帰ってしまったということ。パネルを外せばドレンパンに何か目詰まりを起こしているかどうかは分かるはずなのになぁ・・・。とにかく、この廃材の目詰まりのせいで、ファンから送られる冷機がエアコン内部で循環不全を起こし、パネルに結露した水滴がポタポタと事務所に垂れる・・・という現象だったようです。何はともあれ状況把握と原因がその場で分かって一安心といったところです。
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