オフィス入口の壁紙補修
結露のせいか、壁の下部だけが脆く崩れかかっています。指で押してみると下地の石膏ボードが水分を含んでいてダメのようで、下から1mほどをカットして補修することになりました。壁紙の色褪せもありますし、廃盤になってる型ですと似たような模様の壁紙を適宜探す必要がありますから大変です。このくらいなら1面全部張り替えてもそれほど費用は変わりませんが・・・。
下地を全て剥がしてみると躯体の腐食が目立ちます。プレハブ事務所なので内外の温度差が出来やすい構造になってしまいます。この壁の隣には保冷庫がありますので尚更です。そこで現場で湿気対策を提案しました。気休めかもしれませんが下地に防湿シートを張って補修することにしました。
以前に施工したのが8年ほど前ということですから、実質10年経過せずに下地が劣化する場所のようです。防湿シートの効果でどれ程耐久するかわかりませんが、どうもプレハブ施工時の断熱なり防湿対策などが不十分なような気もします。保冷庫とオフィス側との壁内部に少しでも空間を設ければ空気が対流して湿気を飛ばすこともできますが、壁1枚挟んでマイナス10度とプラス20度といった外気温ではさすがに結露するに決まってます^^。
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