クーリングコイルの洗浄点検
クーリングコイルの洗浄点検の立会いをしてきました。今回も高所作業車上での作業となりました。見ての通りトラックバース付近は出荷の荷物で一杯でした。フローズン庫なので、冷気漏れを最大限無くす為に、積荷の時にはシャッターを開けっ放しにすることができません。積荷の作業の邪魔にならないように作業車を移動しながら、電力線は作業員が適宜持ち上げながらフォークリフトの妨げにならないようにしています。結構大変です^^。
ここのクーリングコイルはサンヨー製(現:パナソニック産機)ですが、メーカによって構造が異なるので清掃作業も変えながらやります。プレハブ内のクーリングコイルは扇風機の羽根が何枚もついている送風機から冷気が出てきます。室外機で圧縮された冷媒ガスが室内機であるここで熱交換されるわけです。羽根を曲げてしまうとモーターのバランスが崩れて壊れてしまいます。メーカによってはファンを外さないで掃除しなければならないので大変です。
当社で取り扱ったクーリングコイルにはサンヨーの他、タイセー、ドーワテクノ、日立アプライアンス、ダイキン、三菱電機、原製作所、マキシス工業などがありましたが、羽根の大きさから形状、エバーケースもドレンパンも違うし、建物施設によっては排水の仕方まで千差万別であり、作業時間などを含めたクライアントの要望に合わせた施工することが重要であると感じています。洗浄点検だけではなく、部品の取替えや本体の補修、電気系統の点検も可能です。フローズン庫ですとデフロスタが機能しないケースが多いので、定期的な霜取り作業も重要です。
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