マンションの管理費と呼ばれるものには「管理費」と「修繕積立金」とがあります。管理費は管理会社に支払うもの、修繕積立金は文字通り管理組合によって建物の修繕に利用する為に積み立てられているものです。管理費といっても修繕積立金がいくらで、どのくらい貯蓄されているか？それが何年後の修繕にどれだけ利用されて不足するかしないか、などが中古マンション選びで大事になります。管理会社への支払いがもったいないからと言って安易に管理会社を変更する決議をしたり、自主管理にしよう、などとやると後で困ることになります。きちんと計画性をもって修繕積立金を決め、管理会社がどのような修繕計画を示しているのか、自主管理できるほどの体制が整っているマンションなのか？なども物件選びの大切なポイントとなります。