ワンルームにオーナチェンジが多いわけ
インターネットでワンルームとか1LDKくらいの一人用の中古マンションを探しているとオーナーチェンジという文字をよく見かけると思います。オーナーチェンジは、「所有者が変わる」ということを示しているのですが、売買なんだから売主から買主に所有権が変わるのは当たり前じゃないか!と思いますよね。オーナーチェンジ物件とは、所有者は別の場所に住んでいて、そのマンション自体は賃貸として貸してる状態のことを指します。元々、賃貸にするつもりでその物件を買ったのか、自分が住んでたけど住まなくなったから誰かに貸したのか、或いはずーっと前に「儲かるから!」と営業されて買っちゃった、など理由はいろいろあると思います。とにかく所有者自身は住んでなくて誰かに貸した状態で売りに出してる、ってことです。これを所有者だけが変わるという意味でオーナーチェンジと呼んでます。
オーナーチェンジ情報を探している人にはいいですが、実際に自分が住もうと思って物件探しをしている人からすると、検索したときにオーナーチェンジ物件の多さに気づくはずです。またかよ!みたいな。でもオーナーチェンジ物件は少し価格が安いことにも気づくと思います。オーナーチェンジってそういうものなんです。だから、その価格が少し安いことに目をつける悪徳不動産屋もいます。オーナーチェンジって分かってるのに書かないんです。あたかも自分が住める用の物件として見れるような表記をして、問い合わせがあった途端に「オーナーチェンジです」「投資用です」などとメール返信してきます。確信犯な不動産掲載会社がいっぱいありますが問い合わせするまでわからない、というのも問題ですよね。
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