20180408 ジャパンホームシールドの住宅インスペクション付き住宅相談
ジャパンホームシールドさんが来社してくださいました。4月から中古住宅を媒介する際に媒介業者は住宅インスペクションについてどうなっているか?を売主と買主に説明する必要が出てきます。誤解が無いように申し添えるとしれば、必ずしも住宅インスペクションをしなければ売却できないわけではなく、住宅インスペクションをすることで売主にとっては自分の家がどのような状態にあるのか把握できるし、買主にとっては第三者の目で建物状況が分かるから買いやすくなるという、中古住宅の瑕疵に対する一定の担保が得らるメリットと中古市場の活性に繋がる制度が始まったということです。
売主や買主が何か面倒な手続きをするということもなく、デメリットとしては媒介業者の手間とインスペクションする費用負担くらいでしょうか。5万円~10万円くらいのインスペクション会社が多いみたいですが、これを売主がやってから売り出すか、買主が費用負担して調査してから買うか、といった選択肢が生まれます。築が浅く、10年間の瑕疵保証がつく住宅なら不要かもしれませんが、瑕疵保証制度前に分譲された物件や旧耐震の物件は、購入後の税金の優遇にも大きく寄与する制度だと思われます。
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