20180525 マンションの修繕積立金が低すぎる件
築20年くらいのマンションで管理費と修繕積立金合計したら3万円くらい。私はこんなイメージをもっています。最近では毎月居住者から徴収しているマンションの修繕積立金が将来不足するのではないか?という懸念が広がっています。新築のときに長期修繕計画がこうなってて、この時期にこうい定期修繕をやって、12年目くらいに大規模修繕する計画なんだけど、その時に不足しそうだから修繕積立金を値上げして、といったことが盛り込まれた計画書です。これがある、ないでマンションの売却価格の評価に繋がったり瑕疵保険のときに必要な書類になったりする大事な書類です。
この書類のとおりにコトが運べばいいのですが、実際にはそうはいかないことも珍しくなく、中には修繕積立金を滞納したり、計画外の修繕が必要だったり、もはやデキレースのごとく当初の長期修繕計画が甘かった為に不足するのは目に見えていた、なんてこともあります。これは管理会社も薄々感づいているものの大声では言ってくれないので、居住者同士で組織する管理組合などの役員を経験し、多少の簿記会計を知ってる会計係りなどに気づかれる、というオチが全国であるそうです。
「あ、ウチのマンション、そのうち破綻する、今のうちに売っておこう」
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