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物件レポート

20180528 道路との高低差がある土地を買う場合

マンションでも一戸建てでも道路に面していないと建物が建築できないルールがあるのはご存知かと思います。その道路と建物の敷地が高低差が無いフラットなところに居室がある物件もあるし、玄関まではフラットだけど、そこから上に居室があるとか、逆に道路より下の部分に居室がある、という建物があると思います。一般的な見方として、道路より居室部分が下になる建物より、道路からフラット又は上に居室が位置する方が風の通りが良かったり、雨が降った後なども比較的早く乾くと思います。道路から下に位置する部分は雨水などの流れ道や日当り、通風などが悪いことが多く湿気ることもあります。

私たち不動産業者が建物を内覧する時に、道路より下にある居室の収納部やサッシ回りのカビや臭いに気づくことがあります。それが原因で短期間で体調を壊して引越しするお客様もいました。マンションなどでは小さなお子様がいらっしゃると下階への音を配慮して、あえて1階を選択する方もいます。もちろん、それは販売価格が安いとか、庭がついているとか、メリットとデメリットがあるのだと思いますが、居室環境を重視する場合には、道路面あるいは周囲の土地の形状や起伏などから自分の居室がどの高さに位置するか、も併せて検討するといいと思います。

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