20180912 一戸建ての構造によっては壁を壊せないかも
木造一戸建てのリフォーム相談がありました。構造がツーバイフォー工法といって壁面で部屋を構成しているものです。サイコロのような六面体をイメージしてもらうと分かりやすいです。それぞれの壁が繋がって一戸建てをの全体を形成しているので、どこかが欠けてしまうと建物を支える重量だとか歪みだとか、構造上の計算が狂ってしまいます。ですから、1枚くらいならいいだろ、といった解釈で簡単に壁を壊して部屋同士をつなげたり、現状より大きなユニットバスをつけるのに壁を30センチだけ移動したりする工事は安易にやってはいけません。これをやると、新築時に買った時に付帯された保証が効かなくなるばかりか、将来売却しようとする時に不利になります。どうしてもやる必要がある場合は、建築士や瑕疵保証機関、或いはインスペクション業者を使って調査を行ったうえで工事が問題ないことを必ず確認してください。それは、リフォーム工事会社のグループなどではなくて利害関係の無い第三者機関を使うといいです。
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