20190618 売却した物件のその後を追う
自分が過去に売却を担当したマンションや新築一戸建て。営業担当者が売りっぱなしだと何もそのままですが、引越し後に呼んでもらうと室内を見ることができます。それまで使っていた売主と家具のレイアウトが違ったりして「こういう使い方もあるのかぁ!」なんて思ったり、お部屋やお庭のちょっとしたデコレーションでそのお客様が新居に描いていた夢や希望などが見えることもあります。
これらは自分が購入側も担当しているからこそ分かることで、もし購入側の仲介業者が別であれば自分は売却側だけ担当しただけで、その後どういう使われ方をしているかがわからないものです。例えば、自分が売却だけ担当した物件の近くを別の用事で通り過ぎる時に、「あぁ、この物件去年売ったなぁ」などと思うわけです。さすがに室内はまず見れませんが、土地で売った物件だったならば「うわぁ、こんな建物が建ったんだぁ!」と驚くこともあります。
その建物の外壁の色であったり、車庫や庭のレイアウトであったり、バルコニーやキッチンの換気扇などの位置から間取りを想像したり、その当時に自分の知識で間取りを入れたらこういう間取りになったはずなのに全く違う間取り構成になってたりすると、そのお客様や建築士のセンスなどが見えてそれもまた勉強になるのです。ジロジロ見ると通報されてしまうので、サッと見てスルーしないとなりませんが。
この記事へのコメント