20220630 洗面所 洗面化粧台リフォーム パナソニック ウツクシーズ
今回は事務所洗面所と壁紙と洗面化粧台(洗面ドレッシング)のリフォーム部分をご紹介します。収納扉が破損で開かないのとスイッチカバーは押釦が破損して押せません。照明部も点灯不良があり蛍光灯安定器の交換が必要なので思い切って洗面化粧台ごと交換することにしました。サイズは幅が90cmですから750と150のトールボックス(サイドキャビネット)の組み合わせも選択可能です。トールボックスはメーカー標準だととても高価なので通販などでサイズの合うものを探してきてもいいでしょう。
↑交換前の洗面化粧台。奥行きはスリムタイプで45cmなのでボウルが少し出っ張ってます。新しくする方は奥行きが53cmのスタンダードタイプを選択しますので写真のようなボウルの出っ張りはなくなって見えると思います。(↓の写真参照)お客様がよく利用する場所でもあるのと、まだコロナ禍でもありますし全体的に抗菌仕様にして水栓金具は非接触型タッチレスセンサー栓にします。照明スイッチも三面鏡下部に手をかざすと点灯するセンサー式にする予定です。
↑化粧台本体を取り外した状態です。見ての通り上水道と下水は床配管となっています。ケースによっては壁から配管されている現場もあります。ショールームなどで検討する時には担当者へ指示しておかないと出来上がった見積書や図面が異なってしまうので、そのままリフォーム業者に渡して依頼すると現場で取り付けできない商品が届いてしまいます。こうして化粧台を撤去してみると化粧台と壁の干渉部分の剥がれが気になりますよね。
↑パナソニックウツクシーズへW900×H850の交換後です。高さは850でオプションで少し上げてます。壁紙はサンゲツリザーブ53320です。完全なマットではなく光沢も少しあって模様はきちんと出ていますが凹凸はそれほどないです。居宅よりオフィスやビルなどで使われることが多いです。扉の色はあえてホワイトを選択しました。よく見ると洗濯水栓が混合栓TOTO(TWA20A1R)になってます。ちょうど壁の裏がユニットバスで配管もありましたのでほぼ部品代くらいで取り付けてもらいました。実際に使う頻度も少ないと思いますがあまり見かけない部材なので付けたらこんな感じになるよということで。
新旧を比較してみてみるとスリムタイプとスタンダードタイプで横幅とボウルの奥行きは一緒なのですが角が出てる分、大きく感じますよね。洗濯機が決まってる方などは寸法を取ってから洗面台を選んだ方がいいです。一般的な戸建の一坪の洗面室でW900mmの洗面台にしても市販されているドラム型の洗濯機はぴったり入る幅が残ります。ただ、ドラム型は扉部が手前に出っ張るので写真のように床下収納があったり浴室へのドアへドラム型の洗濯機の扉が干渉する可能性があるので奥行きの方がむしろ大事かもしれません。あと扉が右開きか左開きかも考慮すべきでしょう。
また、幅がW750+W150のサイドキャビネットという選択肢もありますが150だと収納物が限られるのと幅が150なのに奥行きが50cmもあるので奥のものが取りづらいです。W300くらいあるサイドキャビネットだと扉でもスライドでも選択できるし収納物の制限もなく利用できるかと思います。洗面台によってはサイドキャビネットというより三面鏡脇の棚タイプになる場合もあります。サイドキャビネットなどは同一メーカーの洗面化粧台とセットだと高いんですよね。どうしてもサイドキャビネットという場合はホームセンターやネット等で探してみてもいいかもしれません。
参考まで。水回り設備の交換全般に言えることですが、こどもみらい住宅支援事業と呼ばれる補助金も条件次第で使えます。お子様やご高齢の方が同居する場合など一定条件が整っていないといけません。また補助対象の型番も細かく指定されていて、現場住所のわかる納品書や形式証明も必要です。よく調べて補助金対象になる製品を選択するようにしてください。数十万の節約になる可能性もあるので大きいですよ。ちなみに今回のような事務所リフォームでは使えません。
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