20230519 トラックバース 接車DゴムMゴム修理 物流倉庫管理
物流倉庫の修繕依頼を受けて工事の手伝いに行ってきました。トラック荷台から倉庫に荷物を入れたり、倉庫から荷台に搬入したりする接車バースの床にあるゴムの緩衝材ダンパーの交換です。断面がアファベットのDの文字をしているからDゴムと呼ばれています。ここ最近は黄色やオレンジラインの入ったC型(Mゴム)のゴムに変更する企業様も増えています。D型は中が空洞になってるタイプが多くクッション性はあるのですがトラック後部の接車を繰り返すことで劣化して裂けてしまうのをよく見かけます。C型やM型になると同様に経年劣化はするもののD型より長く維持できるという印象を持ちます。D型の空洞内部には害虫などの巣ができるケースもありまして食品保管倉庫では駆除などの手間も増えてしまうので今後交換を検討するならC型やM型をメインに検討した方がいいでしょう。ちなみにこちらの方が今後の修繕がD型より楽で維持管理コストも減らせます。ボルトはM12か16になりますがアンカーボルトが欠損しておらず単にナット交換だけならホームセンターで買ってきてレンチを使えば直せます。アンカーごと折れてしまった場合は個人で直すのは大変です。アンカーピンを溶接したりベースプレートを入れて再設置しないといけないこともあります。
D型ゴム新品交換後7年目
D型ゴム劣化で裂けたところ
C型(Mゴム)に変更した箇所
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