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リフォーム情報

20230828 雨漏りの調査と修繕 サーモカメラHIKMICRO Pocket2 横浜市栄区 戸塚区 漏水 屋根や壁の天井裏

先日の大雨による雨漏りについて調査依頼がありました。上記写真の白で囲った部分は、コーキング不足の屋根材の隙間から熱が室内側に入ってきている部分でビス穴や継目などに見られます。当社の使用しているサーモカメラはHIKMICRO ハイクマイクロPocket2で10万円以下で購入できるもので鉄筋コンクリ造の外壁側や駐車場などのアスファルト地中深い部分の調査には不向きであるものの木造建築や一般的な室内側での漏水場所のおおよその特定には十分な性能をもっています。塗装や内装業をしているとほとんどの職人さんが経験すると思いますが、実際に漏水被害に遭った時に気づく方は当然としても、壁内を解体してみないと分からないことも多くあります。初めは漏水調査ではなかったけどリフォーム中に偶然漏水を発見したとか、なんだかカビ臭いとか、調査依頼があるずっと前から漏水していたであろうと思われる箇所を見つけることがあります。

私が目にしたもので一番酷かったのは新築後に数か月で雨漏りした一戸建てで、その家はサッシ周りから漏水していることが確認できたのですが新築業者の施工不良もあって保険だなんだで修繕完了まで1年近くかかったケースもありました。壁や天井を解体して漏水個所を特定し、どこまで修繕を行うか建築業者と相談し、保険がどの部分まで適用されるのか、保証は?仮住まい費用は?などの慣れない決め事をしながら、解体されたまま剥き出しの壁にビニールシート掛けして食事を摂らざると得ない期間もあり、施主のご家族が本当に気の毒い思えてなりませんでした。私も修繕側の人間として、誰が見ても分かる施工不良なので言い訳せずに謝罪して1日も早く生活環境を取り戻してあげたいと建築業者に訴えたのを覚えています。幸いにも建築業者は変に言い訳したり落ち度を認めないということはなく、数百万円になる保証を行って示談に至ったことがありました。

漏水調査するきっかけは何だったか?気づいたタイミングはいつか?小雨が降るたびに漏水するのか、大雨でも漏らないが風が強いと漏る、サッシ周りか、バルコニーが近くにあるか?など確認して、解体前の目視で不明な場合は散水試験して、屋根材やコーキング劣化などを疑っていくのが一般的な流れですが、サーモカメラによる簡易調査をすると解体する前に温度差によって「当たり」を付けることができるのが大きいと思います。最近では性能の良いカメラが出ているので5万円程度で十分に調査に使えるものがあります。ただ、赤外線カメラなので金属に反射したのを熱と誤って認識したり、温度差が無いと表示が明瞭にならずわかりにくいので、外壁や内壁が既に冷えていて漏水部分からの水の温度と一緒になってしまうとわかりません。外は晴れてて外壁は一定の外気温を保っている中で散水し、漏水箇所から室内側へ入ってきた温度の低い水との「外壁材と水との温度差」があると明瞭に画面に表示されます。

当社は横浜市栄区飯島町に事務所がありますが、戸塚区、泉区、鎌倉市などの隣接地域以外でも(時間が空いてれば)関東近辺なら無償で点検には伺えますので気になる方はご連絡くださいませ。今までの経験則から言いますと10箇所程度のコーキングや防水テープ作業なら1日作業で5万円から10万円くらいの作業料です。高所の場合はヘルメットとハーネス着用になるので補助員を含め2名で伺わせて頂くことがありますのでご容赦ください。

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