20230930 半たわみ舗装と通常のアスファルト舗装の境界
半たわみ舗装工事の現場です。もうだいぶ前に施工したのですが重量のあるトラックなどの接車が毎日行われてますがタイヤが接する箇所の凹みはほとんど見られません。よく近づいてみて他の場所よりは多少タイヤ痕があるなという感じです。通常のアスファルト舗装工事の時に目地にセメントミルクを流し込む工法です。セメントミルクで目地が埋まるのでアスファルト骨材同士の摩擦や劣化が少なく骨材の下側が沈みにくくなります。その代わり水はけは多少悪くなります。半たわみをやったのに凹んでしまうと水溜まりになりやすいです。通常走行する車線はアスファルトのままでもいいのですが、重量のあるトラックのタイヤが長時間停車するような場所はタイヤ接地面に荷重がかかるのでここが凹みやすいです。公共道路にあるバス停や駅前のターミナルなども道路の色が変わっている部分は半たわみ舗装をした痕です。
この記事へのコメント