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物件レポート

20260820 ハウスメーカーでは30坪で6000万円するって

先日、勉強会でよくお話する業界の方と同席になりました。ハウスメーカー勤めが長かった方なのですが、これだけ物価高になっても需要のあるハウスメーカーでは金利、物価、賃金といった上昇コストをお客様へ提示する工事代金へ転嫁できているそうで業績はとても良いとのお話でした。個人的にはこんな工事見積もりでよく契約するよな、と思っていたので、強気でいける会社はどこまで引っ張るのだろう、と驚きを隠せませんでした。

有名どころのメーカーだと建坪30坪で標準的な仕様書の注文住宅工事の見積額が6000万円というのは珍しくなく、それでも発注を頂いているから無理して受注してるという感覚は無いようです。これが10年前なら3500万円もあればという時代でした。土地代や経費は別で必要だし、頭金をどれくらい入れてるのだろうと下世話な興味も湧いてきますし、発注する側のお客様も相応に収入や資産も上昇してなくては辻褄が合いませんが実際のところどうなんでしょうか。

都内の新築マンション価格も高止まりだそうです。知人に聞いた話だと大阪の梅田あたりも人気だとか。関西圏については私は全く相場観が乏しい人間ですが、良い場所とそうでない場所とあるのだそうです。業者が儲からないところから資金が抜けていくのが世の常だとすると、投資アパート、新築マンション、一戸建てに資金が流れて、郊外の不動産が話題になってきて、そろそろかなという感じがしたのですがこれが素人丸出しなようです。関西圏が地方だという感じではなくて、むしろ大阪の一等地の方が立地が良いという方も大勢いるのだとか。

さて、円高に振れても株安と言われているし、これで利上げとなっては不動産業には大きな痛手となります。ローン減税や省エネ補助金ではとてもじゃないけど需要に応えられない。50年返済、サブスク、リースバックといった金融商品が世の中に出てくるあたり、真っ黒に蠢く何かを妄想せずにはいられません。となるとやっぱり割安な中古などに出番が回ってくるのかなという気もしますけど、リフォーム業をやってる身からすると、原価より明らかに盛ってるような業者ではやりたくないなぁ、とも思うわけです。

仕入れがある会社だと在庫管理も大変ですよね。上手く回ってればいいですが不良在庫が増えると金利上昇は経営に響きます。リノベ会社とか当社が創業した20年前とは比較にならないほど競合が増えているし物価高で利益率が減少して顧客の取り合いになってます。利益率も下がってきていると考えられるのと、予算が減らされてきているので施工の質は落ちていると職人さんから耳にすることが多くなりました。これが不思議と建売りとかはそんなに悪い話を聞かないんですよね。

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