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物件レポート

20220609 自宅兼アパートのインターネット環境導入事例 NTT JCOM

アパート、自宅兼アパートなどを新築または中古で購入する時に、自宅はもちろん借主である入居者がインターネット環境を求めることは容易に想像できます。横浜市戸塚区栄区あたりだとケーブルテレビでJCOMがありますし、NTTのフレッツや他の光コラボ商品を選択することもできます。いずれも有線ケーブルを電柱から建物に引き込むのであれば建物外壁から壁内部を通って各部屋まで通じる先行空配管が必要です。注意したいのはケーブルテレビと光回線は通信線自体が異なるので、入居途中でケーブルテレビと光回線会社とをコロコロ変えることができないことです。

配線イメージとしては、電柱から建物外壁のフックに引っ掛けて防雨コンセントのような入口から空配管を伝って共用部などのMDF(集中盤)へ配線します。この時に空配管の口径は1本あたり16φは必要と言われています。光ケーブルを入れるのか同軸ケーブルを入れるのか、あるいは将来的に新しいケーブルが開発されて代替することはあるのか、などを考えて外壁からMDFまで空配管します。

その際に、世帯ごとに空配管を共用してケーブルを入れれるような太い空配管を入れておくか、世帯ごとに複数本の空配管を入れておくかも検討が必要です。新築でこれから工事ならそれを工事会社へ伝え、世帯ごとに分けた空配管にしておくことをお勧めします。これは空配管する壁内のスペースや費用面にも影響するので工事会社と打合せも必要となります。

MDFから各世帯までも空配管を入れておきます。各世帯のリビングなどの電気コンセント付近まで壁内を空配管しておけばリード線を用いて配線工事する時に楽ですし余計な工事費用が掛からずに済みます。また、最初に光回線工事をして各世帯まで光ケーブルを配線し光コンセント設置まで完了していれば、その工事をした入居者が退去した後に光ケーブルを使用できます。場合によっては現地工事も不要でプロバイダ契約と開通手続きだけでインターネットが使えるようになることもあります。つまり、最初に電柱から自室まで引込工事した方は初期工事費が一番かかる、というわけですね。

ケーブルテレビでも光回線でも自宅兼アパートだと、インターネット環境は無しで各世帯が個別で契約するか、オーナーである貸主がインターネット使用無料として募集できるように最初から世帯分の開通工事を行っておく、ということもできます。これは世帯数によって月額費用の割引メリットや最低使用年数の制限などが条件となることがあるので、必ずしもインターネット付物件としてオーナー負担にするメリットがあるかはわかりません。

結局のところ月額費用は個別であってもオーナー負担であってもかかるわけで、それを個別世帯で負担するか家賃や管理費に乗せてオーナーがまとめて支払うかの違いなので見た目の違いだけです。家賃95000円+管理費5000円でンターネット環境込みにするか、家賃95000円+管理費無しでインターネットは個別で、というのと支払う費用は一緒だということです。最近だと光回線をわざわざ導入せずともスマホのギガ契約で十分という方や、自宅ではネットをあまり使わない方、会社のデバイスを使用する、という方もいるので必ずしもアパートにネット環境が付帯することがメリットとは言い切れない時代です。

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