20190910 マンション管理人の仕事や管理組合との関係性
不動産仲介業者はいろんな会社が分譲し、いろんな管理会社が入った中古物件を扱うことが多いので、いろんなマンションを見る機会があります。お客様を物件に案内する時にはエントランスを通るから管理人室を通るし挨拶もします。管理人の日常的な業務としては、ゴミ集積所や近隣の清掃、来訪者の対応、居住者からの相談について管理会社本部と折衝したり連絡係となったり、場合によっては1日中休まることが無いほど多忙な業務であると言えます。
管理人がどういう人なのかは、物件案内の時や売買する時に同じマンションの居住者などから様子を聞くこともできます。ほかのマンションではやらないようなことを毎日よくやってくれるという意見もあれば、管理人室に居て必要が無いと出てこないという文句に地近い意見もありました。私の経験では、特定の居住者と仲が良くなり夫婦間でモメたとか、ストーキング行為に及んだとか、良かれと思って宅配物を勝手に預かってくれるのが困るなど、業務の範疇を逸脱するような話も聞きました。
中古マンションの売買をしていると、管理費や修繕費の使途、修繕計画など売買契約書に必要な重要事項に関わる調査項目で分かること以外に、管理人と居住者と管理組合とどのような関係を保っているか?が知りたいということがよくあります。この部分こそ、一戸建てとの比較する場面においてマンションで良く言われる「管理を買う」ということなのだと思います。これがリセールバリューにも大きく影響すると感じています。
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