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物件レポート

20190621 売却後の土地がどう使われるか?

地主が大きな土地を売る時、A社は9000万円、B社が1憶円で買うと言ってきて、その他の条件面で大差が無いならB社に売るという判断をすることは自然です。でも、せっかくまとまった土地の開発計画なのに売却価格だけを優先してしまい、その後の街づくりは関係なしという考え方ですと、開発業者側の利益優先で終了してしまいます。大きな土地を売却するということは、公共交通機関への人の流れ、小中学校の生徒数、交通量、排水、ゴミの量。その地域で大きな土地を売却するということは単に建築物による日当たりや通風だけではなくて、いろんな方面への影響力が強いものだと思います。

いま、日本中で新築一戸建てやマンションが乱立しています。その町で必要とされる需給は関係なく開発業者の利益優先で進んでいます。というか、減税や補助金などで開発が進むように行政が動いている側面もあります。その土地でめいっぱい利益が出るプランは何か?を一番に考えた開発業者が、一番高い値段でその土地を買う。もちろん、一番高い価格で買ってくれる買主に売りたい売主がいるわけですから、こうならざるを得ません。

一方で、個人の地主が売却後の開発計画に注文を出すこともあります。私はこうした地主の意見がもっと前に出てきてもいいのではないか、と思っています。どうせ売却するのだからいいやとか、遠慮するとかではなくて、「こんな建築物があると面白いよね」といったものでいいと思います。せっかく代々続いていく土地を第三者に売るわけですし、その町で大きな影響力を持つ地主がその土地を売った後のことも考えてくれることで街づくりは大きく変わるのではないかと期待しています。ひと昔前は、何もなくて人気の無かった土地に目新しい施設ができることでブランド力を上げているところも出てきています。人口も分散されるしとても良いことだと思います。

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